2024年6月前半 ~ 庭の草木2024

2024年6月前半の庭の様子です。

この記事でご紹介している植物はコロカシア ブラックマジック、スカビオサ ブラックナイト、バラ ダブルデライト、テッポウユリ、ヘリオトロープ、ベロニカ ウルスターブルードワーフ、ホワイトセージです。

コロカシア ブラックマジック

コロカシアのブラックマジックは黒い葉がスタイリッシュなサトイモ科の多年草です。
2020年の夏におぎはら植物園さんで購入したもの。2014年に初めて購入したときは冬越しに失敗して枯らしてしまいましたが、今回は4年目を迎えています。

日光を好む植物で夏季は生育旺盛ですが、水の吸い上げが激しいので水切れに注意しています。おぎはら植物園さんの説明によるとサトイモと同じ育て方だそうです。
生育期は次々に新しい葉を上げてきますが、葉が増えるほどに水の吸い上げも激しくなるので、水遣りに手こずるようなら腰水栽培で常に土が湿っている状態にしたり、葉を間引いたり株分けしてボリュームを抑えると吸水が穏やかになると思います。

水切れの状態 

冬は室内に置いています。室内は冬に日当たりの良い場所がほぼ無いので、 日光不足のためか黒い葉は枯れて緑色の小さな葉に替わります。
冬の室内の温度は10度を切ることもありますが、枯れることはありません。

冬の状態

スカビオサ ブラックナイト

高性のスカビオサ(西洋マツムシソウ)で「エースオブスペード」という名もあるようです。2023年3月にこのブラックナイトとボジョレーボンネット、クイズサーモンピンクの苗を植えましたが、ブラックナイトが一番早く開花しました。


 株元から花までの高さは120cmくらいになります。細長い花茎は絡みやすく倒れやすく支柱が必須のようです。本来は多年草ですが高温多湿に弱いそうなので、我が家では8月に枯れそうな予感がします。

 

バラ ダブルデライト

2023~2024年冬に鉢植えから地植えにしたハイブリッドティー・ローズのダブルデライトの開花です。4月から5月上旬に咲くはずの一番花はすべてブラインドだったので、これが実質的な一番花です。

 

テッポウユリ(鉄砲百合)

テッポウユリを育て始めたのは10年以上前で、そのときの球根がまだ残っているのか、木子が育ったものなのかわかりませんが、毎年出て来る丈夫なユリです。


ユリには日光を好むモノと日陰を好むモノがあります。テッポウユリは前者なので、日陰に植えたり置いたりすると上に伸びず日光を求めてあらぬ方向に伸びていくことがあります。小生は当初地植えにしていましたが、鉢植えに切り替えて置き場所を都度調整しています。


ヘリオトロープ

2~3回冬を越しているヘリオトロープです。青花と白花をまとめて鉢に植えています。
ヘリオトロープは温暖な気候を好む植物で、霜が降りるような冬も30℃を軽く超える猛暑も苦手です。2023~2024年の冬は屋外に放置していましたが、暖冬だったため致命的には弱らず春からの回復は順調でした。今年はむしろこれから来るはずの酷暑の方が厳しそうです。

青花よりも白花の方が香りが強いです。

 

ベロニカ ウルスターブルードワーフ

草丈20cmほどの濃いブルーと淡いグリーンの花穂が美しい矮性のベロニカです。2022年の春に購入しました。我が家ではこの時季に開花し、以降は切り戻しても花は咲きません。


ホワイトセージ

昨年2023年の春に購入した3つのセージの内の一つですが、コモンセージとゴールデンセージは夏を越せず枯れました。
ホワイトセージは“浄化”を目的に乾燥させた葉を焚くために利用する神聖な植物だそうで、あちら界隈では有名はハーブのようです。葉に触れるとユーカリの葉に似た強い香りがします。

開花

地植えでは縦横にかなり生長するようですが、小生は鉢植えで育てているので大きさは昨年の同時期からほとんど変わりません。

昨年の今ごろ

高く伸びる花穂