Old-Fashioned

2025年3月の庭の植物たちの紹介です。 この記事でご紹介している植物はクレマチス アーマンディー、ツバキ（玉之浦と岩根絞り）、ペルシカリア（レッドドラゴンとパープルファンタジー）、そして芽吹き色々です。 クレマチス アーマンディー アーマンディーは中国やミャンマーに自生する常緑で大型のクレマチスです。一季咲きかつ旧枝咲きの品種です。 「 芳香ある花を楽しみつつフェンスに絡ませて目隠しにしたい 」と思い、2023年の2月頃購入しました。淡いピンク色の花が咲く「アップルブロッサム」が人気のようですが、訪問した園芸店には無かったので白花を購入しました。 花期は早春。購入した年は花を付けませんでしたが2024年、2025年は3月に開花しました。花に甘い香りがあるそうですが、我が家のは株が若いせいか鼻を近づけないとわからないほどの微香です。 細長く厚みのある大きな葉や太く固くなる枝は宿根タイプの一般的なクレマチスとはかなり印象が異なります。蕾ができる頃から旺盛にツル（枝葉）を伸ばします。花後に不要な部分を剪定すると良いようです。 株元は地植え2年目でこの貫禄 常緑で大きくなる品種なので「 フェンスに絡ませて目隠しにしたい、花も楽しみたい 」という目的にはピッタリのクレマチスだと思いますが、太く固くなるツルは力を加えると節が千切れてしまうので、今後の誘引に難儀しそうです。 購入時   ツバキの開花　 玉之浦 　ポット苗を購入してから5年位だと思います。個体差があるかも知れませんが、我が家のは毎年房咲きのようにたくさんの蕾が付きます。花の大きさはやや小ぶりです。 岩根絞り 　昨年ポット苗を購入してから2回目の開花です。花は玉之浦や永楽に比べ大きく豪華な感じがします。まだ小さいせいか、花数は少なめです。 ペルシカリア レッドドラゴン 新芽が出てきたので古い葉や茎を剪定したところ。みるみると新しい葉が出てきました。 ペルシカリア パープルファンタジー 冬にほぼ地上部を消したパープルファンタジーも新しい葉が出てきました。 12月の様子 春の芽吹き色々 アルストロメリア 　昨年の秋に処分品の球根を購入したもの。小さな小さな球根が一つだけだったので、こんなのが発芽するのかなと思いながら植えましたが、この時期に芽吹く草花の中ではいち早く芽を出しました。 モナルダ ワイルドベルガモッ...

2025年1月から2月にかけての庭の植物たちです。 この記事でご紹介している植物はリナリア（ヒメキンギョソウ）、ネメシア、ノースポール、ポレモニウム パープルレインです。 日当たり悪い冬の庭にて 12月の中旬頃から2月上旬頃までの我が家の庭は山の影になってしまい、ほとんど日が当たりません。日が当たる場所でも1か所につき午前中に10分程度。 そんな環境なのでパンジーやビオラ、キンギョソウ、ストック、ガーデンシクラメン、プリムラはこの時期ほとんど動きません。 そんな我が家で重宝するのが一年草のリナリア（ヒメキンギョソウ）です。 昨シーズンの冬に初めて購入しパフォーマンスが良かったので今年も購入してみました。日照時間が短いこの時期の我が家でも絶えず花を咲かせてくれるとても重宝する草花です。草丈は40～50cmほどになり、冬の草花としては草丈が高いところも小生の好みです。花付きの苗物としては安価な部類なこともあり毎年植えたい冬の一年草です。 今シーズンの冬に購入したネメシアも絶やすことなく花を咲かせています。ネメシアには沢山の品種があるのでそれぞれ性質に違いがあるかも知れませんが、このネメシアは良く咲いています。 ネメシアには花にバニラのような甘い香りがあるものと無いものがありますが、購入した株は無印の安価な株にもかかわらず香りがあるものです。 以前ご紹介したダンジガー社ネシアシリーズの「デニム」 は現在ほとんど花を付けていません。 丈夫で寒さに強く花期が長い一年草として知られるノースポールを初めて購入してみました。草丈が低い白い花のキク科というのはあまり好みではありませんが、前述の通り“パンビオ”やガーデンシクラメンなどが動かない環境なので試しに購入してみました。 こちらは日当たり大好きなキク科だからか、この時期の我が家ではあまり動いていない印象です。より日照時間が長くなる3月以降に期待です。 意外なことに、今まで売り場で感じたことはありませんでしたが、庭に単植するとなかなか可愛い印象です。 ポレモニウム パープルレイン（パープルレイン ストレイン）の苗購入 おぎはら植物園さんの楽天市場店で知り 、そのうち欲しいなと思っていたポレモニウムのパープルレインを行動範囲の園芸店で偶然見つけました。しかもその園芸店で販売している季節の苗物としては安価。良い出逢いと思い購入しました...