レモンマートル ~ 庭の草木2018

2010年9月に購入した鉢植えのレモンマートルに初めて花が咲きました。

2018年7月22日撮影 初の開花。

レモンマートル(ウィキペディアへのリンク)はオーストラリア原産のフトモモ科の常緑高木で、その葉は柑橘系の香りの成分であるシトラール(ウィキペディアへのリンク)を多量に含み、ハーブ好きの方々には馴染みある植物のようです。葉を指で擦ると柑橘系の良い香りがします。レモンユーカリの葉の香りにあるようなスーッとした清涼感はありません。

2018年7月8日撮影 開花前。
2018年7月14日撮影 咲きだしました。
2018年7月22日撮影 そして満開。

我が家のレモンマートルは10.5cmポリポットに入ったモノをネット通販で購入しました。購入してから5~6年は成長が極端に遅く、置き場を替えたり、土を替えたり、地植えにしたり、何をしても変化なく「このまま枯れるのか」「つまらないので捨てようか」と思っていました。
ハッキリと成長を感じだしたのはここ3年位で、少しずつ樹高が伸び、ボリュームが出てきた次第です。現在の樹高は60cm程度でしょうか。
そして今年の5月ごろだったか蕾が出来始め、この夏遂に開花に至りました。蕾から開花までが相当長い印象です。
レモンマートルは寒さに弱いという記述をネット上で見かけます。成長が遅いのは冬でも外に置きっぱなしだからかも知れませんが、目立って弱ることもありませんでした。

花は同じフトモモ科のギンバイカ(マートル)と同じような形です。鼻を近づけると芳香は少しあるものの、特に「良い香り」という感じはしません。

2018年7月8日撮影 こちらはギンバイカ。今年はほとんど開花せず。

日向で育てる必要はありますが、吸水が激しいとか、葉にムシが付きやすいとか、寒さに極端に弱いとか、手間に感じることはありません。ユーカリのように育ちすぎて手に負えなくなることは無さそうなので、葉を何かに利用したい方は育ててみてはいかがでしょうか。

2018年7月8日撮影 日向が大好き。