ポマード・レビュー | 柳屋ヘアグリース エクストラハード

柳屋ヘアグリース エクストラハード
メーカー:株式会社柳屋本店(リンク
整髪力:★★★★

ご覧いただきましてありがとうございます。
今回は水性ポマードの柳屋「ヘアグリース エクストラハード」(リンク)をご紹介いたします。
柳屋の「ヘアグリース」シリーズは、ドラッグストアなどでよく見かけ、かつ比較的安価なので、数年前から気になっていた水性ポマードです。


小生は年代的に、柳屋と言えば中学生時代に愛用した「柳屋 ポマード」(リンク)です。当時は柳屋、マンダム、資生堂MG5のポマード、丹頂(マンダム)のチックあたりが、どこにでも売っていて、中学生の小遣いでも無理なく買えるポマードのたぐいでした。
小生は柳屋のポマードと丹頂のチックを愛用していた記憶があります。あの辺りのは、懐かしくはあっても、今ではタダでも使いたくない香り、と言うより臭い≒悪臭に感じてしまいます。

さて、柳屋のヘアグリースシリーズ(リンク)には4種類のラインナップがありますが、その中で最もポマードらしい使用感の「エクストラハード」を購入してみました。その他のラインナップは、ワックス的な「デザイニングハード」、整髪力は弱く、髪をまとめてウェット感を出す「グロスハード」「ウェットグロス」があります。

「エクストラハード」の整髪力は★3.5程度でしょう。強力ではありませんが、ネッチリとしたホールド感がそこそこあります。時間が経っても固まらないので、再度の整髪は容易です。
この記事を執筆しているのは2018年7月で、すでにとても暑いのですが、ジェルはとても軟らかく、ヘアスタイリング・ジェル程度の緩さなので容器から指一本で掬うのは困難です。ポマード/グリースと言うよりはマンダムのルシード・シリーズの「ウォーターグロスハード」(リンク)の整髪力が強くなったイメージです。もちろん完全な水性なので、一度の洗髪で完全に落とすことが可能です。

傾けると流れる軟らかいジェル

香りもヘアスタイリング・ジェルのような、やや柑橘系の軽い香りで、当たり障りの無い無難な香りと言えるでしょう。

総評としては、入手しやすく比較的安価で、そこそこの整髪力は◎。香りの退屈さは△。サッカー選手の槙野智章さん(リンク)のような、七三に分け目を入れ、フロントを持ち上げた昨今流行りのスタイルを手軽に決めたい方にお薦めの水性ポマードだと思います。

 

さて、話は変わりますが、この柳屋は「1615 YANAGIYA ヘアグリース」というムスクの香りの水性ポマードをビームスのオンラインショップで売っているのを知りました(リンク)。ムスクの香りに興味はあるものの、内容量85gにして2,700円という価格は、ちょっとな・・・という感じです。