ポマード・レビュー | ギャツビー スタイリンググリース クラシカルアレンジ

ギャツビー スタイリンググリース クラシカルアレンジ
メーカー:株式会社マンダム(リンク
整髪力:★★★

ご覧いただきましてありがとうございます。
今回はギャツビーの「スタイリンググリース クラシカルアレンジ」(リンク)をご紹介いたします。
マンダム社のギャツビー「スタイリンググリース」シリーズは、柳屋の「ヘアグリース」シリーズと共にドラッグストアなどでよく見かけ、かつ比較的安価なので、数年前から気になっていた水性ポマードです。



マンダムと言えば、小生としてはテレビCMの「う~ん、マンダム」、中学生時代に愛用した「丹頂チック」(リンク)が懐かしい記憶です。「丹頂チック」の“チック”はヘアスティックの略だとずっと思っていましたが、コスメチックのチックだと最近知りました。20歳代にはルシード(リンク)の「ウォーターグロス」や「ヘアフォーム」を愛用していた時期もありました。ルシードは当時、無香料のコスメとして画期的だったと思うのですが、現在では「40才からの・・・」というキャッチにしみじみとしてしまいます。
それから「ロングキープジェル ウェット&ハード」(リンク)。こいつは多分20年以上ずっと使い続けています。カリッとした使用感とツヤ、指で髪をほぐしても白い粉が出ない点がお気に入りです。油性ポマードを使うときは、必ずこのジェルを初めに塗って洗髪を楽にしています。

さて、ギャツビーの「スタイリンググリース」シリーズ(リンク)には3つのラインナップがあります。柳屋の「ヘアグリース」シリーズの時と同様、最もポマードらしい使用感の「クラシカルアレンジ」を購入してみました。他のラインナップの「フリーズバック」「ルードロック」は共にジェルのように固まるそうです。

「クラシカルアレンジ」の整髪力は★3程度でしょう。ベッタリとした使用感はありますが、例えばサイドの髪を後ろに流すときのホールド感は弱いです。同シリーズの「フリーズバック」や「ルードロック」と異なり時間が経っても固まらないので、再度の整髪は容易です。もちろん完全な水性なので、一度の洗髪で完全に落とすことが可能です。
この記事を執筆しているのは2018年7月で、すでにとても暑いのですが、ご紹介済みの柳屋「ヘアグリース エクストラハード」(リンク)以上にジェルが軟らかく、指で掬うのが困難な印象です。瓶型の容器ではなく、ヘアスタイリング・ジェルのようなチューブで発売すべき軟らかさです。

ジェルと変わらない柔らかさ

香りは軽い柑橘系で、少しですが以前ご紹介したSweet Geogia Brownの水性ポマード(リンク)に似ているように感じます。持続性があるので、香りに関しては高評価です。

総評としては、柳屋の「ヘアグリース エクストラハード」同様に、比較的安価で大抵のドラッグストアで見かける入手しやすさ、それから持続性のある柑橘系の香りが○、整髪力の弱さが△、ジェルの軟らかさが×です。


この整髪料で一つ気になったのは、小生は白髪染めを使用しているのですが、洗髪時に洗った湯が黒っぽくなることです。染粉が落ちる成分が入っているのかも知れません。まー、若い人には関係の無い話ですな。