ニオイバンマツリ ~ 庭の草木2019

ニオイバンマツリは初夏から夏にかけて、紫から白に変化する花を咲かせるナス科の常緑低木です。花はハゴロモジャスミンによく似た強い芳香があります。

2019年5月18日撮影

漢字では「匂蕃茉莉」と書き、「香りのある(=匂)、外国の(=蕃)、ジャスミン(=茉莉花)」の意味です。確かにジャスミンと同じ香りの花を咲かせますが、ハゴロモジャスミンなどのジャスミンがモクセイ科ソケイ属なのに対し、このニオイバンマツリはナス科ブルンフェルシア属の植物で、ジャスミンの仲間ではありません。

我が家のニオイバンマツリは、2011年5月に購入したモノです。翌2012年に地植えにし、移植を経て現在に至ります。購入時の樹高は20cm程度でしたが、現在は1m程度に成長しました。当地は神奈川県東部の相模湾側ですが、北風のあたる場所に植えているせいか成長は遅いと思います。
常緑樹ではありますが、我が家では2月に完全に落葉します。ただ、霜や積雪で弱ることは無いようです。

2011年5月撮影 購入当時

2012年5月撮影 地植えにしたところ

2017年5月撮影

2019年5月18日撮影

2019年5月18日撮影

花数が多いこともあって、紫と白の花が混じっている間は綺麗ですが、白花が占めてくると咲き終わりの変色した花も目立ち、少し汚らしく感じます。

2019年6月1日撮影 開花の終盤