ポマード・レビュー | Schmiere Special Edition Barbershop

Schmiere Special Edition Barbershop
メーカー:独 Rumble59社(リンク
整髪力:★★★★

SchmiereはドイツのRumble59社(ウェブサイトへのリンク)の油性ポマードです。おそらく「シュミーレ」と読むのでしょう。
Schmiereのポマードは種類が多く、内容量140グラムと比較的容量が多いのが特長です。

ご紹介するのは、「Barbershop」という名前の限定版。整髪力は同社によると「XXX」(トリプルエックス)または「ハード」です。
ドイツのPomadeShop(リンク)で2018年の夏に購入したものですが、限定品のせいか現在では取り扱いが無いようです。




使用感ですが、整髪力はハードと言って良いでしょう。冬は固め、夏の気温でも溶けるほどには緩まない硬さのクリームなので、多少髪へ馴染ませにくいところはありますが、馴染ませてしまえば硬すぎず、柔らかすぎずの良い感触です。比較すればNu Nile(過去の記事へのリンク)より少し弱い印象です。
小生は手のひらでのばして髪に付けたあと、ドライヤーの熱で髪に馴染ませています。時間が経っても固まったり、パサついたりすることが無く、再度の整髪が容易なところも良いです。
ツヤの出方はほどほどです。テッカテカ、ギラギラにはならないけどマットでもない。丁度良いツヤ具合だと思います。


香りは表現しにくい香りですが、あえて言えば「ドクターペッパー」のような香りでしょうか。甘い系ですが強い香りでは無く、いつまでも残る香りでも無いので、さほど周囲に気を遣う香りでは無いと思います。

Schmiereのポマードは初めて使用しましたが、小生としてはかなり好印象でした。丁度良い感じがする「ハード」の整髪力もそうですが、140グラムと比較的多い内容量も使い勝手が良いと思います。
多くのポマードの内容量は100グラム前後で、デイリーユースには少なすぎると感じてきましたので、阪本高生堂クールグリースシリーズの210グラムやこのSchmiereの140グラムには魅力を感じます。
日常使いに高評価を付けたい油性ポマードでした。