ニホンズイセン(日本水仙) ~ 庭の草木2019
2018年12月30日撮影 |
ニホンズイセン(日本水仙)の花です。
スイセンは地中海原産のヒガンバナ科の植物です。
ニホンズイセンには“ニホン”という名称が付いていますが、他のスイセン同様に地中海原産で、中国を経由して日本に入ってきたスイセンの一種です。日本由来の植物ではありません。
2018年12月30日撮影 |
写真のニホンズイセンは、2016年の秋に植えたもので今季で3期目。昨年は花数が極端に少なくショボかったのですが、今年は普通に咲きました。
ごくありふれた草花ですが、植えっぱなしでもこの時期に花を咲かせるので重宝します。
寒い時期に咲くこともあって花持ちが良く、2~3週間咲いているそうです。写真の花も一部は先週にはすでに咲いていましたが、まだしばらく持ちそうです。
花の香りは仄かな甘い香りで、我が家には3株しかないので漂うほどの香りはしません。花の香りを楽しみたいなら、群生させるか切り花として部屋で楽しむと良いでしょう。
ニラと間違えないように! |
さて、スイセンと言えば毎年のようにニュースになる食中毒。スイセンは部分的にではなく、全草に毒があります。毎年ニラやネギと間違えて食べてしまい、食中毒になる人がいるようです。
確かに葉はニラに似ています。ネギとは似ていないと思いますが・・・。
いずれにしても、家庭菜園などを楽しんでいらっしゃる方は混植などしないように十分気を付けてください。