2024年8月後半 ~ 庭の草木2024

2024年8月後半の植物たちです。

この記事でご紹介している植物はデュランタ 宝塚、ヨルガオ、ヘリオプシス バーニングハーツです。

デュランタ 宝塚

ブルーの花とライムグリーンの葉の組み合わせが美しいデュランタです。
昨年の秋にホームセンターで処分品の苗をを購入したものです。

デュランタはカリブ海にある西インド諸島原産の熱帯花木ですが、23年から24年にかけての冬は暖冬だったこともあるのか、小苗にもかかわらず落葉はしたものの問題無く越冬しました。暑さには強いようで、今年8月の猛暑でも弱ることなく生長しています。

ブルーの小花は微かに甘い香りがします。大きく育つほどに芳香が強くなる植物もありますが、近隣の庭に植わっている人の背丈を超える地植えのデュランタ達からすると、大きくなっても微かな香りは変わらないようです。
樹形は半つる性で暴れる印象です。

四方に伸びる枝

ヨルガオ

夕顔(ユウガオ)と呼ばれることも多いヨルガオです。

ヨルガオはアサガオと同じヒルガオ科サツマイモ属、一方かんぴょうの原料となる夕顔はウリ科ユウガオ属(wikipediaへのリンク)でまったく別の植物ですが、ヨルガオも夕顔も夕暮れから開花するからか、区別なく「夕顔」呼ばれているようです。小生の母も「夕顔」と呼んで毎年育てています。
熱帯アメリカ原産のヨルガオは本来は多年草ですが日本の冬を越せないので1年草扱いです。
朝顔は近年の夏の高温でうまく育たないことがあるようですが、このヨルガオは水切れに注意すれば昨今の酷暑でも問題無く生長します。旺盛に枝葉を伸ばし、芳香のある大きな白い花を夜に咲かせるヨルガオは夏のグリーンカーテンとしてもお勧めでしょう。

ドリルのような蕾

購入時の様子 ラベルはヨルガオではなく夕顔

ヘリオプシス バーニングハーツ

2番花です。1番花に比べると貧弱ですが、昨年、今年8月の猛暑でもこのヘリオプシスは弱ることがない大変心強い宿根草です。目立つ花色も好印象で株が育った今年の夏はとても活躍してくれています。このバーニングハーツと花色違いのブリーディングハーツは気候変動が健在化する中で大変お薦めな宿根草だと思います。