2024年10月前半 ~ 庭の草木2024

2024年10月上旬の植物たちです。

この記事でご紹介している植物はバラ 芳純、オキザリス トリアングラリス(紫の舞)、アクタエア ピンクスパイク、ユーフォルビア シルバースワン、ユーパトリウム チョコレートです。

秋バラ開花(芳純)

ハイブリッドティーローズ、芳純の秋の開花です。

秋から冬にかけてのバラの開花は花持ちが良くなるので楽しみなのですが、残念なことに数年前からバラの害虫、クダマキモドキが目立つようになり、夜のうちに多くの蕾は食べられてしまいます。

平日は会社勤めをしているので、帰宅後殺虫剤を片手に見て回るのですが、蕾から開花まで持っていけるのは5割未満でしょう。


オキザリス トリアングラリス(紫の舞)

黒っぽい紫色の大きな三つ葉が目を引くオキザリス トリアングラリス(トリアンギュラリス)です。雑草でお馴染みのカタバミの園芸種です。


2021年の春に付近の園芸店で購入した苗をしばらくプランターで育て、1~2年前に庭のいくつかの場所に移植してみました。

購入当時
 
プランターで育成中

移植と言っても、さび病で葉が汚くなったり、細長く柔らかい茎が水遣りで倒れるなど、手入れが煩わしくなったので庭に“植え捨てた”というのが本当のところです。
放任に切り替えた紫の舞ですが、今のところ雑草のカタバミのように蔓延る感じはしません。

冬は落葉し球根で冬越しします

頑張れアクタエア(アクタエア ピンクスパイク)

昨年の秋に購入した銅葉で花が淡いピンク色のアクタエア ピンクスパイクが瀕死の状態です。

養生中。根も小さい

宿根草は秋植えが良いそうなので、その時期に購入し夏は落葉樹の木陰になる場所に植えてみました。

植え付け時。ん?銅葉・・・

芽出し後の生長が芳しくなく、8月に小さく僅かしか無い葉を枯らしたので掘り上げて養生、9月に再び芽出し。今に至ります。地上部同様に根もほとんど張っていません。

ここから生長せず。ん?銅葉・・・

状態の悪いアクタエアですが、苗の状態が良くなかったのか、土壌が合わなかったのか、今年の夏が暑すぎたのか原因はわかりません。アクタエアの苗は宿根草の中でも比較的高価な部類に入るのでとても残念です。
頑張れ、アクタエア!


ユーフォルビア シルバースワンの復活

8月末の台風10号後の高温で弱ってしまったユーフォルビアのシルバースワンが復活したようです。
株元から上半分くらいは葉をすべて落してしまいましたが、上部に残った葉の捻じれは無くなりました。

一緒に植えていたゴールデンレインボー(アスコットレインボー)とルビーグローは枯れてしまいました。

手前左のルビーグローはすでに枯れそう

ゴールデンレインボーは復活ならず

ゴールデンレインボー在りし日の姿。開花中

ゴールデンレインボーは台風後の暑さで、ルビーグローは8月の暑さで枯れました。
暑さ、寒さに強いとされるユーフォルビアも今年の夏の日向には耐えられなかったようです。


ユーパトリウム チョコレートがひっそりと満開

ユーパトリウム チョコレートがひっそりと満開になりました。今年は植えた場所が適地ではなかった様子。あまり大きくならず、もう少し姿にボリュームが欲しいところでした。