2025年4月 ~ 庭の草木2025

  

 2025年4月の庭の植物です。この記事でご紹介している植物はアグロステンマ、オダマキ、ニホンサクラソウ、バラのホワイトクリスマス、牡丹、ラベンダー ヘルムスデールです。

アグロステンマ

昨年購入して気に入ったので今年も購入しました。有限会社角田ナーセリーさんの“切り花畑”シリーズだったと思います。品種はギダゴでしょう。
和名はムギナデシコというそうでナデシコ科の一年草です。我が家ではナデシコ(ダイアンサス)やカーネーションはクロウリハムシに集られるのですが、このアグロステンマにはクロウリハムシは見かけません。

オダマキ

オダマキ ブラックバロー 2年目のブラックバローです。大型のオダマキだけあって1年目の昨年とは異なり株幅は広がり、開花時の草丈も70cm程度になりました。黒花はカッコ良いのですが、じつはあまり目立たなかったりします。


オダマキ レクレチャムゴールド こちらは3年目の開花。葉は斑入り、花は美しい紫のオダマキです。開花時期はブラックバローとほぼ同じ。ボリュームはややブラックバローより小型かなという感じです。


オダマキ ウィンキーダブル ローズ&ホワイト 2年目です。おそらくレクレチャムゴールド程度には大きくなるはずですが、まだ目立って生長していませんので3年目の来年に期待です。開花は5月上旬のようです。

ニホンサクラソウ

サクラソウの仲間ではプリムラのジュリアンやポリアンサ、メラコイデス(マラコイデス)が冬から春にかけての草花として定番ですが、こちらは日本のサクラソウです。
10年程前に家族が近所の人に頂いたモノです。当時の小生は草花には然程興味が無かったのですが、何年か前にNHKの趣味の園芸での特集で興味を持ち、世話をするようになりました。
3月後半に芽吹いて4月に開花し花期は2週間程度。5月には葉だけになり、晩夏には地上部が枯れます。地上部が無くなったら根を整理(間引き)して植え直して芽吹きを待ちます。
丈夫な宿根草で罹りやすい病気や害虫に好まれることは無いようですが、葉が大きいせいか水切れで葉が萎れやすいです。



バラ ホワイトクリスマス

昨年までは鉢で育てていたホワイトクリスマスを地植えにしてみました。昨年地植えにしたダブルデライトの調子が酷暑のためか芳しくなかったので入れ替えです。ホワイトクリスマスと言えばボーリングですが、強制的に花をほぐすとある程度開花することがわかりました。

牡丹

太陽 赤花の定番で早咲きの品種です。この太陽の花を紅白の絞りに品種改良したものが島錦です。
2014年に購入したもので2016年にこのブログでご紹介しました。牡丹は芍薬に接ぎ木してあるので牡丹の根(自根)を出すために深植えします。また牡丹は過湿を嫌うので土の湿度が心配な場所では高植えにします。
購入当時、無知な小生は深植え且つ高植えを浅植えと勘違いしてしまいました。結果、自根を出すことが出来ず、数年後にこの太陽は調子を崩し、同時に購入した島根長寿楽は枯らしてしまいました。
掘り起こして植え直したこの太陽は今年になってやっと回復した様子で株元から1本枝が出て2本立ちとなりました。存在感ある巨大輪が美しく、生育旺盛だった島根長寿楽はとても気に入っていたので今でも思い出します。



墨の一 こちら墨の一は2年目。地植えする場所が無いので鉢植えで育てています。赤黒い花がカッコいい牡丹です。我が家の牡丹が咲く4月上旬から中旬にかけては風雨で散ってしまうことが多いので鑑賞期間が短いことが残念です。




ラベンダー ヘルムスデール

昨年もご紹介したストエカス系(フレンチラベンダー)のヘルムスデールですが、今年は夏季の水遣りが面倒なので地植えにしてみました。多湿を嫌うと言われるラベンダーですが水切れにも弱いです。
ストエカス系はイングリッシュ系やラバンジン系に比べ香りが弱いと言われますが、ヘルムスデールは触れると良い香りがします。