2024年5月中旬 ~ 庭の草木2024

今回は2024年5月中旬の様子です。

まずはセントーレア・ブラックボールの“ハズレ”。

草姿や葉の色はブラックボール

セントーレア・ブラックボールはその名前の通り黒っぽい花が咲くセントーレアですが、先祖返りや変異により花色が変わることがあるそうです。
我が家のセントーレア・ブラックボールは今年3月にネット通販で小さな苗を購入したものですが、花色は黒くなく“ハズレ”でした。草丈1m弱のすらっとした草姿は好みなのでまったく残念です。
ブラックボールは暑さに弱い多年草らしく、この時期でも直射日光にしばらく当たるとクタってしまいます。今年も恐らく酷暑でしょうから秋を待たずに絶えてしまうことでしょう。ハズレなだけにそれも良し。
本来の花色はコチラです(おぎはら植物園さんの楽天市場店から)。

 

こちらもハズレか?ニゲラ・アフリカンブライド。

今年の3月に小さな苗をネット通販で購入したニゲラ・アフリカンブライドですが、 1輪だけ咲きました。ですがアフリカンブライドの花色は白いはず。こちらもまさかの“ハズレ”でしょうか。葉の形はアフリカンブライドのそれなので他の品種ではないはず。これから咲いてくる花を見てからの判断にしたいと思います。

 

暑さ、寒さに強い強健で生育旺盛な常緑の多年草、セントーレア・ギムノカルパ。


去年の秋か初冬にホームセンターで苗を購入したもの。3月末からどんどん成長し5月中旬に開花し始めました。シルバーリーフに淡いパープルの花色がキレイです。


洒落た花色のポピー、パンドラの先行1輪。


植え付け間もない頃

ポピーと言えばアメイジンググレーが人気ですが、このパンドラの花色もなかなか洒落ています。
小さな苗を3月に植え付けましたが、気温が上がりだした4月以降にグングン大きくなって5月中旬には蕾も目立ちだしました。花色に色幅が出るそうですが、良い色が出てくれました。
パンドラは見かけませんでしたが、ポピーは4月初旬にホームセンターで開花苗が売られていたので、そっちを購入した方が早くから花を楽しめて良かったかなとも思います。

 

ブラックレースフラワーことダウカス・ダーラの開花。


ダウカス・ダーラの開花が始まりました。“ブラックレースフラワー”とも呼ばれるセリ科の一年草ですが、これも花色に幅があるそうです。まだ咲き始めですが、我が家のは黒味がなく残念な結果となりそうです。
現在の草丈は1m程。花に黒味が出ないと野趣を感じる草花です。
本来の花色はコチラです(おぎはら植物園さんの楽天市場店から)。


蕾を付け始めたヘリオトロープ2種。

1鉢に2株植えています

こちら青花

こちらは白花 

2022年の春に購入した青花と白花のヘリオトロープです。
2022~2023年の冬は室内で越冬させましたが、2023~2024年の冬は面倒なので屋外に放置しました。温暖な気候を好むヘリオトロープですが、関東地方の暖地である我が家では屋外でも越冬可能です。ただ、屋外に放置すると越冬はするもののダメージからの回復に時間がかかることもあるので室内での越冬が無難でしょう。2023~2024年の冬は比較的暖冬だったのでダメージが少なくこの時期に蕾を付け始めました。
バニラのような甘い香りに魅力があるヘリオトロープですが、夏場は水の吸い上げが激しく、しかも水切れに弱く、強い日差しで葉が痛んでしまうので、手間のかかる植物との印象があります。


終盤のアグロステンマ。

前回の記事で紹介したアグロステンマ(ムギナデシコ)の花は2週間後にほぼ終了。終盤は花も小さくなり草姿も力なく乱れてきます。この撮影の後で抜きました。
開花中のスラっとした草姿が気に入ったアグロステンマですが、花の終わりが寿命という潔い終わり方も気に入りました。


ガクが色づき始めたヤマアジサイの紅。


一昨年冬に地植えにしたヤマアジサイの紅(クレナイ)はガクが色づき始めました。生育期の吸水が激しく鉢植えでは水遣りが煩わしいので地植えにした紅ですが、枝数が増えて花数も増え、代わりに1つ1つの花が小さくなってしまいました。
今年の花後の選定では枝数を減らしてみようと考えています。


今年は花数多いクレマチスの江戸紫。

このカメラは花色を再現できません

2010年5月の記事でご紹介したクレマチスの江戸紫ですが、柿生とともにいまだ健在です。
今年は肥料をしっかり与えたせいか、または気候のせいか例年になく旺盛で花数が多い印象です。残念なことにほとんどの花はフェンスの外に向いてしまい、庭から花を楽しむことができません。

今回のご紹介は以上です。それではまた!