ポマード・レビュー | クールグリースG

クールグリースG
メーカー:阪本高生堂(リンク
整髪力:★★★☆☆



日本が誇る水性ポマード、阪本高生堂のクールグリース・シリーズには2010年3月現在で5種類のラインナップがありますが、その中で私が愛用しているのが“G”です。Gタイプの整髪力で満足しているので、他のタイプを使ったことはありません。整髪力の違いについては「セット力早わかり表」(リンク)が参考になります。

クールグリースGの整髪力は油性ポマードで言えば、ロイヤル・クラウン・ポマード(リンク)やスウィート・ジョージア・ブラウンの赤缶(リンク)と同程度だと思います。完全な水性ポマードなので、水(湯)でサッと落ちる扱いやすさが魅力です。水を混ぜることで整髪力を調節できる点も便利です。反面、油性ポマードに比べ湿気に弱く、季節に関係なく天候や発汗による湿気で整髪力が落ちてしまいます。

人気の米国産水性ポマード、レイライト(リンク)と比べると使用感はかなり違います。レイライトはクールグリースGに比べ、やや硬く、ツヤは少なく、ドライヤーで付けたクセが残りにくく、時間とともにパサつきを感じるワックス的な整髪料です。私はレイライトよりクールグリースGを評価しています。

香りは“ライム”とありますがストレートな柑橘系ではなく、「ふーん、これでライムなんだ?」という感じです。微香性なのですぐに飛んでいってしまいます。